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魅力☆その3「文章が引きしまる」
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それでは、例文を見て学んでいきましょう。
<例>
●このサイトではにほんごについてけんきゅうするサイトです。
このページはかんじについてかいせつしています。
●このサイトでは、日本語について研究するサイトです。
このページは、漢字について解説しています。
どうですか?明らかに後者の方が読みやすいですね。
読点(、)を入れたのもありますが、漢字を使うことによって文の区切りがハッキリします。
では、もう少し例文を見てみましょう。
<例>
●かんじわるいね!
●感じ悪いね!
これはどうでしょう。前者では「かんじ」が、『感じ』なのか『漢字』なのか、それとも
『幹事』なのか、わかりません。読み手によっては、違った意味で解釈されてしまうでしょう。
もうひとつ、例文を見てみましょう。
<例>
●かれはいしゃになった。
●彼は医者になった。
前者は、文の区切りがハッキリせず、「彼は医者になった」なのか「彼 歯医者になった」なのか
区別が付きません。これも、読み手によっては、違った意味で解釈されてしまうかもしれません。
このように、ひらがなばかりで書くと、同音異義語が区別つかず、文の区切りも
分かりづらく、読みにくいのです。ひらがなばかりの作文を先生が怒るのも当然です。
自分の知っている漢字・習った漢字は、極力書きましょう!
これで、この「文章が引きしまる」の項目は終わりです。
「漢字の魅力」もこれで終わりです!次はまとめです。
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