菅原道真(845〜903)について 平安時代の学者・詩人・政治家です。 今では学問の神様「天神さま」として有名ですね。 学問の神様と呼ばれるくらいですから、とても頭が良かったのでしょう。 特に詩や和歌に関しては、小さい頃からその才能を見せていたそうです。 その才能を生かして、高い位の役職につくことができましたが 道真に反発する者に罪をかぶせられてしまい、道真は九州の「大宰府」というところに 左遷(させん・今までより低い位の役職にうつされること)されました。 そしてそのまま、大宰府で生涯を終えました。 道真が亡くなった後の京都では、当時の天皇(後醍醐天皇)の子孫が次々と病死するなどの 異変が起こりました。 これを道真のたたりだと思った朝廷は、道真を祭ってたたりをしずめようとしました。 それ以来、道真は「天神さま」として信仰されるようになったのです。 なんだかとても波乱万丈な人生ですね! |