ES細胞研究の抱える問題


「 ES細胞のつくられかた 」 のページにも書いたように、 ES細胞は受精卵を使ってつくられます

なので、倫理的な問題がいくつもあるのです…

ここでは、ES細胞に詳しい研究者と先生、生徒二人が話し合っています。
問題点を知ることでこの細胞の今後のあり方を考えてもらえればと思います。


1988年11月、アメリカの研究者がヒトに適応できる ES細胞株を樹立したことが報じられる

しかしこのES細胞が受精卵を使って作られていることがわかると 予想外の反響が巻き起こった


問題点 『 どこからが生命か… 』

          「今までの学習でES細胞にはどんな細胞にも変化できる夢のような力があることが
              わかりました。はやく医療に実用されればいいのに…」

          「そんな夢のようなES細胞だけど、大きな問題をかかえているの。
             それは、どこからが生命かということ」

          「世界で初めてES細胞が発表されたとき意見は大きく2つにわかれたのです」
          「簡単に言うと、 受精卵を使ってES細胞を作ることに賛成か反対かということよ。
             それについて話し合ってみましょう」



           受精卵は生命?

           クローン人間の誕生!?


          「以上ふたつが主に問題になっている点なの」
          「ES細胞は夢と危険性が隣あわせな細胞なんですね」
          「これらの問題をひとつひとつクリアして治療に役立つように研究を続けていきます」


              これらの問題を解決するための研究が進んできています