製作者の考え、感想

イシバシ	私は、ＥＳ細胞の使われる医療には賛成です。今まで治すことが困難だった癌や心臓病などの病気が治せる可能性があるなんてすばらしいと思いませんか？！そんな魅力的な細胞であるＥＳ細胞のことを知ったのはこのＨＰを作成してからです。このＨＰを作成する前は、ＥＳ細胞、再生医療という言葉を知っているだけで、どんなものであるのか知りませんでした。しかし、やっていくうちにＥＳ細胞の可能性がすばらしい事だとわかってとても興味が沸いてきました。その後、いろんな人とＥＳ細胞や再生医療のことについて話しました。たとえば、・・・もし癌になったら今の医療では癌細胞の摘出は完璧にできるのは難しいけど再生医療の技術が進んだら、癌のある臓器を自分の細胞から作って移植すれば治るかもしれない。・・・しかし残念ながら大きな問題点もあり、その解決策を見つけるのは難しいです。特に倫理的な問題はそれぞれの考え方がある（宗教もかかわってくる）ので解決しがたい問題です。私は不妊治療で余ったら廃棄されてしまう受精卵ならば、ＥＳ細胞作成に使って少しでも多くの命を救えたらいいと思います。それから、捏造事件があったからと理由でＥＳ細胞に反対している人がいるならば是非このＨＰを見てＥＳ細胞のことを学んで、考えてもらいたいと思います。捏造事件のようなことがおこってしまったことは非常に悲しいのですがこのようなすばらしい技術を誤解してほしくないです。最後に…私は少しでも多くの人にＥＳ細胞が用いられる再生医療のことに興味を持ってほしいです。そしてこれからの医療の可能性を広げていくきっかけになることを願っています。
サトウ	私はこのHPを作るまでＥＳ細胞はどんな細胞にもなれて、医療の可能性を広げる！！ということしかしらず、もっと技術が進んで早く臓器を作ることに成功して欲しいと思っていました。しかし技術が進んだだけでは解決できない倫理的な問題がありました。「受精卵が使われる」という問題について私は治療以外の目的で用いられないのなら使ってよいと考えました。現在体外受精で余った受精卵は大半は廃棄されてしまうので、それならば医療の研究のために用いる方がいいと思います。ＥＳ細胞は他の細胞にはない能力を持っているのだから治療を必要としている人のためにも早く利用されるようになってほしいです。患者さんが安心して治療を受けるためには解決しなくてはいけない問題がたくさんあります。ＥＳ細胞を使った医療が実現されるように、たくさんの人にＥＳ細胞の抱える問題について考えて欲しいです。またＥＳ細胞が用いられることによって新しい治療法ができることを願っています。
ヒヤマ	ＥＳ細胞のことは「現代社会」の授業で初めて知りました。その時にＥＳ細胞に関する新聞記事を読んで、こんな夢のような治療が可能になる細胞があるのかととても驚いたのを覚えています。このＨＰを作りはじめる時、ＥＳ細胞とは私にとってまだまだ謎が多いものでした。しかしこのような最先端の研究は日々、進歩していくのでとても楽しく調べることができました。どの記事や書物にも共通して書いてあったＥＳ細胞のことは、すごい可能性を持っているが問題点も多いということです。ＥＳ細胞はあらゆる組織や臓器に変化する可能性を持っているため制御することが難しく、めちゃくちゃな細胞（腫瘍）となる危険があることなどの技術的な面での問題点はこれから研究が進むにつれて解決されていくと思います。しかし、受精卵を使うこと、クローン誕生の危険があることなどの倫理的な問題は、個人の考え方に違いがあり、宗教などもあるので、それを上手くまとめるのは難しいと思います… だからといってこの可能性を秘めた素敵な技術をそのままにしておくのはもったいです…。なので私は、倫理的な問題の無い、体性幹細胞の研究を進め、ＥＳ細胞並みの万能さを見つけるか受精卵や卵子とは違ったものからＥＳ細胞のような細胞が作られないかと期待しています。このＥＳ細胞を使った医療で一番大事な点は、今まで救うのが困難だったたくさんの命が救われる可能性があるということです。病気と闘いながら生きたいと思っているたくさんの人たちやその人たちの家族などはこの技術を、多くの人に理解してもらい、実際に使われる日がくるのを待ち望んでいると思います。私もこの技術に期待にしたいです。そしてこのＨＰを通して少しでも多くの人にＥＳ細胞のことを知っていただけたら嬉しいです♪