トップ車の仕組み>第1章 なぜ動くのか 「慣性力と遠心力」
慣性力と遠心力
 慣性力と遠心力の学習は自動車のしくみを理解するのに欠かせません。慣性とはニュートンの第一法則(慣性の法則)に示されていて
「物体に力が加わらなければ、その物体は速さや向きを変えない」
というものです。物体が速度(速さと向き)を保ち続ける性質を慣性と呼びます。
「車は急に止まれない」というのも
慣性の法則を説明したもの。
車が止まるときに人間が前のめりに
なるのも、慣性の法則です。
また、物体が回転運動するときに働く力が遠心力です。
電車がカーブするときの様子を思い浮かべてください。
電車がカーブにさしかかったときに
外側に引っ張られるように感じる
ことはありませんか?
これは、遠心力です。
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