トップ車の仕組み>第1章 なぜ動くのか 「制動装置」
制動装置
制動装置は制動(=車を止める)のための装置です。ブレーキなどがあります。ここでは車が止まる理由を説明します。ブレーキはタイヤの回転数を抑えることで車を止めます。摩擦により運動エネルギーを熱エネルギーに変換する機械的ブレーキが主流です。
これに似た現象として、消しゴムを机にこするものがあります。こすると、消しゴムが熱くなりませんか?これは摩擦で熱エネルギーが発生するためです。消しゴムを机にこすり付ける運動エネルギーが熱エネルギーに変換されるために起こります。
ブレーキもこのしくみと同じで、摩擦によって熱エネルギーを発生させればその分だけ運動エネルギーが減少することになり最終的に車は止まることが出来ます。
車の仕組みに戻る