| トップ>車の仕組み>第2章 くわしい仕組み「排気量とシリンダー」 | |
| 排気量とシリンダー | |
| エンジンの排気量とは、エンジンに吸入できる混合気の量のことで、エンジンの力強さの指標になります。これを増やすと馬力が増えます。 | |
| 排気量を増やすため、つまり、燃焼できる燃料の量を増やしてエンジンで発生する運動エネルギーを大きくするためには、1つのシリンダーの容積を大きくするのが、一番簡単です。 | |
| しかし、シリンダーの容積が大きくなると、すべての燃料が燃えるまでに時間がかかり燃焼状態が悪化して、逆に運動エネルギーが小さくなってしまいます。また、部品一つ一つの耐久性の問題から大きくするには限界があります。 | |
| そこで、容積を増やさずに排気量を増やすためにシリンダーの本数を増やす方法があります! | |
| 主に3〜12本のシリンダーを用いたエンジンで、シリンダーのことを日本語で「気筒」と言う為、2本のシリンダーを使うものを2気筒エンジン、4本使うものを4気筒エンジンと呼びます。 シリンダーの並べ方はメーカーの考えにより、異なります。 並べ方についてはエンジンの構造をご覧ください。 |
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