ユウタと河童は山の方に歩いてきました。
奥の方へと進んでいくと夏のはずなのに、雪が降ってきました。

「雪だ〜!!」
ユウタははしゃぎます。

「可笑しいなぁ。まだ雪が降るような季節じゃないんだが、さては……」
河童は首を傾げます。

そうしていると、2人の前に白く美しい女性が歩いてきました。
「綺麗なお姉さんだ……」
子供のユウタでも、うっとりしてしまう程の美女でした。