ユウタと河童は、畑の川の側を歩いていました。
シャリシャリシャカシャカ。
シャリシャリシャカシャカ。

「ねぇ。何か音がするよ。行ってみようよ!」
ユウタが河童に言います。

しかし川の方を見ても、誰もいません。

「あれれ?」
ユウタは川の中を覗き込みました。
すると、ばしゃん。
何かに川の中へ突き落とされてしまいました。