夜または明け方に、小川や水辺のほとりでシャリシャリと小豆をといでいるが、 正体を確かめようとすると姿を消してしまいます。 近寄ると水の中に落とされることもあります。
姿は小柄なじいさんであったり、老婆であったり、子供であったりといろいろな説がありますが、 川で小豆を洗っているところを殺された山寺の小僧の亡霊であるというのがもっともな由来です。
不気味な音と、足元がよく見えない時間帯に川へ滑り落ちてしまう事故が、この妖怪の背景ではないでしょうか。