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エル・グレコ(1541〜1614年 ギリシャ)
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「受胎告知」という主題は、中世から何度も描かれてきた。
しかし、この作品ほど劇的にとらえたものは少ない。
光を背に羽ばたく鳩は精霊を象徴し、
大天使ガブリエルの持っている百合の花は、
色が白いことから、マリアの純潔無垢を象徴している。
また、大天使からお告げを受けたときに、
マリアが聖なる書を読んでいたと伝えられている
(糸をつむいでいたともいわれる)ので、
この絵でも、マリアは本を片手に大天使を見上げている。
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