近代の温泉では、交通の発展による温泉地の発展について勉強した。
近世あたりから温泉の利用客はうなぎ登りに上がっていったことが分かったであろう。
しかし、現代は電車の更なる高速化と道路交通網の整備により、
温泉がさらに身近なものとなった。そして昭和60年ごろに温泉ブームが到来する。
大正、明治時代の利用客の主流は男性であったが、
旅行の形式が団体から少数に変化し、OLや女子高生も気軽に訪れるようになった。
また、地方自治による温泉開発により日帰りで温泉に行けるようにもなった
ともかく、温泉は今もたくさんの人に愛されていることが分かる。
そして、これからさらなる発展を目指してみんなで協力していくべきだ。
若い世代にいかに温泉の良さを伝えるか。
それがこれからの温泉大国日本にとっての鍵になってくる。
だからこそ、この『温泉の醍醐味』を読んでいるみんなに温泉の良さを分かって欲しい。
そして温泉の良さを次の世代に伝えて欲しい。なにしろ温泉は日本の国宝なのですから…。