南米の温泉は、石油を掘った時の失敗作といった感じのものが多い。石油を掘ったつもりが、温泉が出てきてしまった。そんなパターンが多いのだ。よって、南米には温泉が多々ある。しかし、設備は比較的整っている。

ウルグアイの首都、モンテビデオから約５００キロ北上したサルトという町にある温泉。温泉というよりも温水プールというような感じだが、泉質は申し分なく、充分に温泉といえる。

アラペイ温泉とは目と鼻の先にあり、ウルグアイの観光地の一つとなっている。こちらも石油堀りの失敗作だ。設備は日本にも劣らないくらいすばらしく、観光業が第二次産業になっているウルグアイにとっては、今となっては大切な施設となっている。

南米では、温泉がかなり生活に密着しており、多数ある。南米の国々では、観光業が重視されてきているため、温泉には力が入っている。