この暗号文を並べ変えてみる。
「こらえてひくんやろ るすょぬ」
ある程度は上のように繋げられるものの最後まではうまくいかない。
このまま頑張っても結果は同じだろう。理由
さて、転置式ではないとこれで分かった。
残るは独特な隠文式と約束語を除いた「換字式」と「分置式」である。
しかし、分置式の場合はそれなりの文字数が必要である。よって「換字式」と言える。
その中でも、シーザー暗号に絞ることができる。理由
シーザー暗号だとすれば、注目するのは「ょ」である。
小文字は小文字でシフト(つまり「あいうえお順」などでずらす)することが多いので、
使用頻度的に「ぁ」よりも圧倒的に多い「ゅ」になるように”一つ前にシフト”
でやってみる。
”りしゅうもれにきをつけよう”
”履修漏れに気をつけよう”
意味が通じるので、これが答えだと分かる。