ご覧の通り暗号文は平仮名40字でできている。
このことから、上杉暗号、スキュタレー暗号、シーザー暗号、蜘蛛の経路などが考えられる。
次に、何種類の文字からできているか数える。
すると28種類である。
上杉暗号の場合は15種類ぐらいまでなので、上杉暗号の可能性は消える。理由
次にシーザー暗号の可能性を考える。
小文字の「っ」があることから、後ろに一文字〜三文字動かした場合。
つまり「ゃ」「ゅ」「ょ」になる時のみと考えていい。理由
それを実際にやってみる。
一文字後ろ ”すえうくすゃや………”
二文字後ろ ”せおえけせゅゆ………”
三文字後ろ ”そかおこそょよ………”
このように全て意味が通じない。よって、シーザー暗号ではないと言える。
次に、暗号文を並べて決まった順序に読む「スキュタレー暗号」や「蜘蛛の経路」を調べる。
並べるなら40=2×20=4×10=5×8=8×5=10×4=20×2の六通りが考えられる。
並べるなら正方形に近いようにすることが多い。
よって5×8→8×5→4×10→10×4の順に試してみる。やり方
し | っ | て | い | る | あ | ん | ご |
う | も | あ | る | と | は | お | も |
い | ま | す | が | ひ | き | つ | づ |
き | も | ん | だ | い | を | た | の |
し | ん | で | く | だ | さ | い | ね |
左上から横に読んでいくと、「しっているあんごうもあるとはおもいますがひきつづきもんだいをたのしんでくださいね」
”知っている暗号もあるとは思いますが引き続き問題を楽しんでくださいね”となる。
よって、これが答え。