さて、まず注目すべきはこの暗号が読めるという点。また、平仮名と片仮名だけで、なおかつ変な区切り方をされているという点である。
読めるということから、転置式はないと考えていいだろう。
分置式だと、区切られていることの説明がつかない。
そうすると、換字式ということになる。
さて、区切られているということは、その区切りから区切りが一つの文字になると考えていいだろう。
そう考えると、2〜5文字で一つの文字を表していることになる。
しかし、「ああ」が「あ」とかやっていくにしては多すぎる。
そこで注目するのは「平仮名と片仮名」だという点である。
つまり、二種類の記号で文字を表すものだと考えることができる。
そこで考えられるのは「モールス符号」(左のツールバーを参考にしてください)である。
そうと分かれば、平仮名が「・」か「−」かが分かれば簡単にとけてしまう。
そこで考えるのは、平仮名と片仮名どっちの方が短いかである。
画数やシンプルさからとっても片仮名が短いと考えることができる。
よって、「・」が片仮名だと仮定して解読してみる。
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・− −・ −−−− ・・−・・ ・−−− −−・−・ −・−−・
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つまり、
ここにわれがいたことをしるす
となる。