なぜ暗号か?

ここ最近(僕にしてみればいつの間にかですが)、インターネットを利用したことがないなんて人は日本にはいないと言っても過言ではない。
かつての手紙がe-mailとなった。年賀状すら最近はメールですませる人も少なくはない。
しかし、本当に安全なのだろうか?
みんな当たり前のように使っているが、電波なんて途中で傍受するのは難しくないんじゃないか?

実際、コンピューター犯罪というものが近年増えている。
最近で有名なのは「Winny」の問題だろうか。
これも情報の流出で問題になったのである。
もちろん、これは「Winny」を使ってた本人の責任でもある。だからこれでは危険なのか分からないだろう。

では、もっと具体的に述べてみよう。
つい最近「2ちゃんねる」が閉鎖するかもというので一部では話題になった。
では、何が問題で「2ちゃんねる」は閉鎖まで追い込まれたのかというと(閉鎖していません。)管理人の”ひろゆき”さんに対し「2ちゃんねる」に住所、電話番号を含めた個人情報をかかれ中傷を受けたとして、裁判が起こされた。東京地裁が情報開示を求めたが、これを”ひろゆき”氏は故意に無視。制裁金も高額になり、全財産の仮差し押さえという形にまでなったためである。(”2ちゃんねる”は”ひろゆき”氏の持ち物では無いため差し押さえの対象にはならなかった)

これでは情報が人から漏れたかもしれない。

しかし、mixiを始めとして、多くの銀行やコンビニといった会員のIDやパスワードが流出したという話はよく聞くと思う。

これらを防ぐ一つの手段として「セキュリティ」のレベルを上げるというものがある。
具体的にどうしたらいいかというと「より高度な暗号化技術」を使用することである。
よって、今だからこそ暗号は注目されるべき存在である。

そこで僕は暗号についてのHPを作成することにした。

しかし、これが教材として作られているということを考えると、難しいことばかりやるのはどうかと思う。
わけがわからない勉強をしたって意味がない。

僕の経験から言うと、一部の学校の先生には失礼かとは思いますが、はっきりいって楽しくない授業はやる気が起きない。少なくとも、生徒につまらないと思われる授業はよくないと思う。

そんな自分が嫌な授業みたいなことはやりたくない。

なら、「遊んで学べるものにするのが一番のベストである。」と僕は考える。

そこで、暗号の問題を楽しんでもらえればそれでよしと考える次第です。
実際、コンピューター上で使われるような暗号(公開鍵暗号など)は僕も少ししか理解できていない。
こういう難しい暗号の説明をすべきなのかもしれないが、暗号が好きな僕でも理解できないものを暗号に縁がなかった方に理解しろというのは難しいと思う。

なら、推理小説にでてくるような”遊びで使える暗号”の問題をやってみて「暗号」に興味をもってくださったなら、他の部分も読んでもらいたい。

そういう思いでこのHPを作っています。



                 (一部Yahoo!ニュース(現在リンク切れです)の記事を参考に事件を説明しています。)