黄系
鬱金色
うこんいろ
#FFB400 ウコンは東南アジア原産のショウガ科の多年草であり、その根から黄色の染料がとれる。
金をとじ込めるというたいそうな文字で表されている。
梔子色
くちなしいろ
#FFBA42 クチナシの実を染料にして染めたのが梔子色。
花は白いし、実はやや赤みの黄色。
黄檗色
きはだいろ
#EFC312 黄蘗は山地に自生するミカン科の木で樹皮の内側が黄色なので、黄肌の意味でこの名がついたという。
黄色の染料としては奈良時代からすでに知られており、紙を染めるのに使った。
刈安色
かりやすいろ
#ECD000 刈安は中国渡来のススキに似たイネ科植物で、刈り取るのが楽だったので刈安になったといわれている。
黄八丈の染料としても有名。
雄黄
ゆうおう
#FFB869 雄黄は別名石黄といい、硫化ヒ素を主成分とする黄色い光沢を持つ鉱物から作られた顔料。
ヒ素化合物だから勿論有毒でる。
植物染料の原料は一般に薬草だが、顔料とされる色鮮やかな有毒物質が多い。
雌黄
しおう
#FFBF3F 雌黄は、オトギリソウ科の熱帯常緑樹野幹に傷をつけて採取される樹脂から作る。
日本画の黄色絵の具として珍重された。
鳥の子色
とりのこいろ
#FFE8BF 鳥の子といえば普通は雛のことだが、この場合は卵の殻の色をさす。ここから由来した名前である。
練色
ねりいろ
#FFE7C8 漂白前の練糸の色。昔は生糸の精錬は、手で練り上げセリシンを落とした。 練糸の織った織物の色を練色とよばず、いったん漂白して再び染めたものを練色といった。
桑染
くわぞめ
#AD8B50 桑の根や樹皮と灰汁で染めたくすんだ黄褐色。
しかし、上代の桑色は桑の実の色で、濃い赤紫色のことだったようだ。
まぎらわしいので、後世に桑の実色として区別された。
空五倍子色
うつふしいろ
#7C6856 ヌルデの小枝や茎などに虫が卵を産みつけるち、そこが秋になってこぶのような塊になる。
これを五倍子といい、中が空になってるから空五倍子とよぶお歯黒の材料にもなった。