ファースト フレグランス
.: * 学んだ事 * :.
質問しつもんしたこと
 


調香師ちょうこうしのお仕事をしている方は、女性と男性どちらが多いんですか!?



「一般に香りは…女性!というイメージが強いからか、女性と思われがちですが、実は男性が95%で女性が5%なんですよ。 香水♪香水♪と女性が騒ぐのに香りにたずさわるのは男性が圧倒的あっとうてきに多んです。 おもしろいと思いませんか?? 」




フレーバーとフレグランスの違いってなんですか?



フレーバーとは食品系しょくひんけいの香りのことです。 チューイングガムやジュースなどに入っています。 フレグランスとは香粧品こうんしょうひんに入っている香りのことです。 特にすべての化粧品けしょうひんには香料こうりょうが入っているんですよ。 このように香りは、今や食品しょくひん香粧品こうしょうひんにとってかかせないものになんです。」

においとは…??
 


においって何種類あるんですか?



だいたい40万種類くらいですよ。」




におい物質の利用には、どんなのがありますか?



「やはり、代表的なものは香料こうりょうでしょうね! 香料こうりょうが、フレーバーとフラグランスに分かれています。」
香料こうりょう分類ぶんるい
 


合成香料ごうせいこうりょうってなんですか?



天然素材てんねんそざいのにおい成分を分析ぶんせきして、化学的に合成してつくられるものと、天然にはなくても、香料こうりょうとして有効な成分を化学的に合成したものがあります。」




天然香料てんねんこうりょうの長所と短所はなんですか?」



「長所は、やっぱり天然だということですね。天然ならではのにおいは、合成香料ごいうせいこうりょうでは再現することはできません。 短所は、原料の産地さんち天候てんこうによってにおいが変わってしまうことです。 また天候や価格かかくによっては、入手ができなくなってしまうことがあります。 そして天然香料中てんねんこうりょうちゅうには、光に当てることでアレルギーを起こしやすくなったり、皮膚ひふ刺激しげきしてしまう成分がふくまれています。」



「じゃあ、合成香料ごうせいこうりょうの長所と短所はなんですか?」



「長所は、品質ひんしつのバラつきがなくて、安い値段で大量生産が可能なことです。 また、アレルギーを起こす心配もありませんね。 短所は、いくら同じ成分を調合ちょうこうしても、天然にある独自どくじの香りの良さは表現ひょうげんできないことですね…。」


調香師ちょうこうしになりませんか・・・?
 



香料こうりょう利用例りようれいについて教えてください!



「世界中のあらゆる食品にふくまれていて、味覚みかく食文化しょくぶんかの主役になっています。 一方、香粧品こうしょうひんでは、香水や芳香剤、クリーム、シャンプー、石鹸せっけん口紅くちべになどに使われていて、香りの文化の主役になっています。」




調香師ちょうこうしになる条件ってありますか?」



「香りに興味があって、香りが好きであること。 味覚みかく嗅覚きゅうかく異常いじょうがないこと。 コミュニケーション能力があること。 探究心たんきゅうしん執着心しんちゃくしんがあること。 この4つぐらいですかね・・・??」



調香師ちょうこうし役割やくわりってなんですか?」



調香師ちょうこうしは、これら2大分野だいぶんや頂点頂点に立つ香りの専門家です。 また、お菓子や食品や化粧品けしょうひんの商品づくりができる…ズバリ!!スーパー技術者ぎじゅつしゃなんです!! しかも、今後ますます人類じんるい繁栄はんえいと文化に大きな貢献こうけんができる素晴すばらしい職業ですよ。」


香料こうりょうは人類の財産ざいさん!!
 



香料についてまとめてもらえますか?!」



「はい!人間の頭脳ずのう・身体は、しょき美味おいしさを求め続け、香料こうりょうによってリードされ、発達はったつしてきました。 この地球上の人間にとって、香料こうりょうは他の何にもえがたいほどの財産ざいさんであるといっても過言かごんではないと思っています。」