古代エジプトの香り
.: * 古代エジプトの香り * :.

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「風船を割ってください!
風船の中に香りが詰まっています!」
これは古代エジプトで流行った調合香料
「キフィ」の香りです。
キフィの原料にはいくつかの説がありますが、
レモングラス、サフラン、
ペパーミント、乳香や、
没薬という樹脂などの他に、
蜂蜜と、ワインなどを加えて練ったもの、
という説が有力です。
口に入れて噛んだり、薬として用いたり、
万能薬としても広く使われていたようです。
クフィは、特に夜、その効果をあらわし、
悩みを和らげて眠りを誘う香りといわれていました。
さて、古代エジプトといえばクレオパトラ。
彼女はパラや動物性のムスクなどの香りの他、
キフィの香りを愛用していたといわれています。
これをイメージして再現したのがこの香りです。