象の嗅覚
.: * 象の嗅覚 * :.

象の長〜い鼻!
鼻といえば、鼻が長〜いゾウが思いつきます。ゾウにとって鼻はシンボルなのです。
ゾウの鼻は第3の手ともいわれるように、食べ物をつかんだり、木材を運んだり、シャワーに使ったりといろんなことに使われています。
ゾウの鼻の器用さは針をつかめるほどともいわれています。

そんな鼻は、どれだけの嗅覚があるのでしょうか?
じつは… ゾウの鼻は驚くほど鈍いことがわかっています。
昔、白人のゾウ狩りがさかんだったころ、ゾウは白人を極度に恐れていました。
しかし、一度逃れたゾウは、5キロも離れていた場所に白人がいることを察知はできたが、現地人の場合だと、ゾウは逃げもしなかったといわれています。
これは 同じ人間でも、白人と現地人のにおいを嗅ぎ分けられなかったということなのです。

長い鼻は見かけによらず器用で、見かけとはうらはらに嗅覚が衰えていました。