バニラのいいにおい！

バニラはお菓子に甘い芳香をつける香料で、メキシコ原産でラン科の「バニラ豆」の香りです。
未熟なサヤを乾燥させたものをバニラビーンズと呼んでいます。
しゃれた料理にちょっとしたアクセントを加えるものとしても使われますよね。
香りの主成分をアルコールに溶かしたものがバニラエッセンスで、飲み物やアイスなどの冷たいお菓子にも使われています。
バニラオイルは油に溶かしたもので、焼き菓子などに使われています。

プリンにもバニラが入っているんですよ！
そんなバニラは、老化によって極端に感じられなくなる香りです。
普通は６０歳を過ぎた多くの人に嗅覚の低下が現れるのです。 バニラのにおいは、特にその低下が激しいものとして知られています。

バニラの官能テスト。

若者が濃度が薄いうちに感知しているのに対し、６０歳以上の人では、濃度が高くならないと感知することができない人が増え、全体にばらつきが大きくなっているが実験結果があります。
年をとった方でも濃度が薄いバニラを感知できた人は、ほとんどスポーツなどを趣味とする活動的な人が多かったといわれています。
スポーツをしている人が感じとれるということは、体の若さも嗅覚に関係しているのかもしれません。
自分が年をとったなーと、感じたら、バニラの匂いかいでみてはどうですか？ 感じ取れたら、まだまだ若いかもしれませんよ？