現在販売されている
ほとんどの加工商品には、添加物としてにおいがつけられています。
つまり、「○○風味」というもののことです。
カレー風味など、よく見かけませんか?
いいにおいがする食品ならば、人はそれを口に入れたくなるものです。
クレープ屋さんやたこ焼き屋さんの前を通ると食べたくなりませんか?
もちろん、人工のにおいは自然物そのものではなく、あくまでも近づけたものであって、よく似たにおいのするで別物です。
人工的なにおいがあまり強いと、逆に食欲が減退する原因にもなります。
どくどくしい匂いを好んで食べようとは思いませんよね?
日本の食品衛生法で認められている人工着香料で、もっとも知られているのは、バリニンやエチルバリニン、桂皮酸メチル、シトラールなどがあります。
これらはそれぞれ、プリン・マツタケ・レモンなどに使われています。
できるだけ自然のにおいに近づけるために、天然の食品から取り出したり、人工着香料にまぜるなど、さまざまな方法が取られています。