しかし、これらの刺激を痛みとして感じるは、嗅細胞などの感覚細胞ではないのです。 アンモニアを嗅いだときにおこる鼻の痛みは、鼻腔内にある三叉神経という神経が強い刺激を受けるからなのです。 三叉神経はとくに顔面を支配する痛覚神経で、顔などの刺激に素早く反応します。 体を守ろうとする大事な反応なのです。 この痛みがなければ、体を守ろうとする反応はおこらないとされています。 強い刺激臭をかいで、害をうけるのは嗅覚だけではないのですね。