ギリシアの神話

月の女神 ルナ
ローマ神話のルナは月の女神。ギリシア神話のセレネにあたります。
樹木と豊穣の女神ディアナも月の女神で、アルテミスと同一視
されています。



月の女神 アルテミス
月の女神アルテミスは、弓矢を肩に森を歩く美しい神。ギリシア神話の
最高神ゼウスと美しい女神レトとのあいだに生まれた娘。
芸術と光明の神アポロンの双子の妹です。 おとものニンフたちを
連れて森を歩き、狩りを好むこの女神は、純潔の象徴でもある
処女神。みずからの純潔をかたく守るダケデナク、ニンフたちにも
それを要求します。 また、月光の下で沐浴している彼女の姿を
かいま見てしまった狩人アクタイオンを鹿に変え、猟犬の餌食に
してしまうという激しさももっています。手にしているのは、新月の
銀の弓。森の野生動物たちの守護神でもあります。 トルコの西にある
古代都市エフェソスは、古くからアルテミス信仰の中心。そこから、
たくさんの乳房をもつアルテミス像が出土しました。アルテミスは、
処女神であると同時に、出産や豊穣の女神でもあるのです。 セレネも
月の女神。アルテミスと同一視され、アルテミスの別名とも
されています。
「セレネ」は「月」の意で、“selenology”は「月の科学」を意味します。



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