子どもの体から

女神であるパパが子どもを産みました。すると、ふたりの神ヴァテアと タンガロアが、いずれも自分の子どもだと主張して争いました。 そしてとうとう、子どもを半分に切って分けてしまいました。 上半身をとったヴァテアが、それを天に投げると輝く太陽に なりました。下半身をとったタンガロアはそれを地に置いて おきましたが、やはり天に投げました。すると、しばらく地に置いていた ために、血液が流れ、太陽ほど明るくならず、月になったと いうのです。

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