ナミビア(コイ族)の神話

まちがえた伝言
月は、人間に、不死のメッセージを伝えようと、兎に伝言を託しました。
「人間も月のように、たとえ死んでもまたよみがえる」と。ところが兎は
その伝言をまちがえて伝えてしまいます。
「人間も月のように、死んだらもうよみがえらない」と。 そのために、
人間は不死を得ることができなくなったのです。月は怒って兎に棒を
投げつけます。兎は逃げるときに月に傷をつけ、いまも逃げ回って
いるのです。
月は、欠けてもまたよみがえる不死の象徴でもあるのです。



神話一覧に戻る


サイトマップ
動作環境
引用・参考文献

このサイトはThinkquest@JAPAN2008に参加しています。