気圧


    気圧とは、その場所より上の空気の重さによる圧力のこと
    つまり、簡単に言うと気体の圧力のことです。
    風は気圧の高いところから、低いところへ向かって吹きます。


    気圧は一般にヘクトパスカル(単位hPa)で表します。
    1気圧=1013hPa≒1kg重/cu




      *等圧線*

    

    等圧線とは、気圧の等しい点を結んだ線で、地図で言う等高線と同じです。
    右の図のように普通、2〜4hPaごとの偶数の線を引く。
    等圧線の間隔はどこも等しいわけではない。
    丸みをもったなめらかな線を引く。

















    それでは、低気圧・高気圧について学びましょう!


    ・高気圧

    ・低気圧――温帯低気圧






      *高気圧*

    周りよりも気圧の高い(=空気が密集している)ところのこと

    



     <高気圧付近の空気の動き>

    




    
       



    上の図のようにコリオリの力がはたらきます。
    下の図のように、北半球の高気圧時計回りにうずを巻きながら風が吹き込み、中心部が下降気流になります。
    南半球では逆の動きなので反時計回りにうずを巻きながら風が吹き込みます。


        


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      *低気圧*

    周りよりも気圧の低い(=空気の薄い)ところのこと

    


     <低気圧付近の空気の動き>

    高気圧の時と同様コリオリの力が働くので、
    下の図のように、北半球の低気圧反時計回りにうずを巻きながら風が吹き込み、中心部は上昇気流になります。
    南半球では逆の動きなので時計回りに渦を巻きながら風が吹き込みます。


        




      *温帯低気圧*


    


    温帯低気圧(左の図)とは、日本などの温帯地域で、寒気と暖気の間で発生する低気圧のことです。
    日本では主に「低気圧」というとき、「温帯低気圧」をさすことが多い。
    熱帯低気圧には前線が出来ないが、温帯低気圧には出来ます。










      <温帯低気圧の一生>

    

    低気圧は発達しながら、西から東へと動いて行く。
    そのため、居る場所によって天気が異なる。

    天気の移り変わりはどうなってるのか、

    

    一日目  雨(しとしと)  寒い

    二日目  晴 or 曇   暖かい

    三日目  雨(激しい)   寒い




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