湿度・百葉箱


    ・湿度

    ・百葉箱





    *湿度の求め方@*
      式から求める

    
    

    飽和水蒸気量(単位はg/m3)とは、1uの空気中に含むことの出来る水蒸気の量のことです。
    空気の湿度によって飽和できる量は異なり、気温が高いほど増え、低いほど減ります。
    気温を下げると空気中に含みきれなくなった水蒸気が水滴となって出てきます。
    気温が下がったとき雨が降るのはこのためです。


    *湿度の求め方A*
      表から読み取る

    乾湿計を使ってはかり、表から読み取りましょう。

    
    
    上の図のように、乾球と湿球の示度の差と乾球の示度が交わるところが湿度となります。
    つまりこの場合だったら湿度は、80%となります。

    乾湿計は、温度が低いほど乾球と湿球の差が大きくなります



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    *百葉箱*

    

    小学校などには必ずといっていいほどあると思います。
    見たことのない人は、学校の風通しの良い芝生のあるところを探すと良いと思います。
    みなさんも学校の授業などで観察したことがあるのではないでしょうか?
    しかし現在では、老朽化が原因で撤去されてきています。


      <百葉箱のつくり>

    ・百葉箱は、中も外も白く塗られています。それは、太陽の熱を吸収してしまうのを防ぐためです。
    ・天井と床には風通しを良くするため、隙間が作られています。
    ・熱を伝えにくくするために金属などは使わず、木で作られています
    ・扉は「風通しが良くなる」「直射日光を遮る」「雨などが入らない」などの利点があるよろい戸でできています。










      <百葉箱の置く場所>

    ・風通しを良くするために、近くに建物がない平地に置く
    ・太陽の熱が反射するのを防ぐため、周囲には芝を植える
    ・日光が差し込むのを防ぐために、扉は北向きに設置する。
    ・地上1.2〜1.5mの高さに設置する。



      <百葉箱の中と周り>

    中には…最高温度計、最低温度計、自記温度計、乾湿球湿度計などが入っている。

    周囲には…地中温度計、雨量計、風速計などが置いてある。




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