BCG Vaccine

BCGワクチン



BCGワクチンは、2007年現在実用化されている唯一の、結核の予防に有効なワクチンである。

乳幼児結核の予防や重症化の予防の効果が広く認められている(80%程度の有効性)が、
成人結核に対する効果は調査地域などによるばらつきが大きいため(0-80%、総合すると50%程度)、
BCGワクチン接種を実施するかどうかについては、国ごとに判断が分かれている。

またハンセン病など、他の抗酸菌感染症に対する予防効果も認められている。