性質・特徴

ウイルス

細菌などの生物

自分自身の増殖の特徴

必ず他の生物に入り込んで宿主の力を借りて行う。

自分の力でする。

大きさ

非常に小さい（電子顕微鏡でのみ見える）

普通はウイルスの何十倍・何百倍以上の大きさを持つ（一般的な光学顕微鏡や肉眼で見える）

表層

外殻タンパク質というタンパク質で被われている。

脂質でできたやわらかい細胞質膜で被われている。

持っている遺伝情報

自分の殻を作っている外殻タンパク質（カプシド）、自分を他から区別する抗原タンパク質の遺伝情報を持っている。

生物として生きていくため、増殖するために必要な情報をすべて持っている。

持っている物質

遺伝情報と外殻タンパク質（カプシド）、抗原タンパク質だけを持っている。（宿主のDNAに組み込まれると遺伝情報だけになってしまう）

生物として必要な物質をすべて持っている。

人間への病気の起こし方

細胞の中に入り込んで細胞の内側から作用して、発熱などの症状を引き起こす。

毒素を作ったり、体内細胞を溶かすなど、細胞の外側から作用してさまざまな症状を引き起こす。

人間の病気の例

・         インフルエンザ

・         おたふく風邪

・         はしか

・         破傷風

・         結核

・         O157