Pyrazinamide

ピラジナミド



抗結核薬のなかの第一線薬です。

とくに、炎症の強い治療の初期段階のときに効果が高いです。
なので、1番初めの治療でこの薬を組み入れる方法がとられます。
リファンピシン(RFP)やイスコチン(INH)など他の抗結核薬と併用することで、
治療期間の短縮がはかれます。

副作用
肝臓が悪くなることがあります。
とくに他の抗結核薬と併用しているときや、酒量の多い人、また高齢の人など注意が必要です。
定期的に肝機能検査を受けることによって重症化を避けられることができます。

人によっては血液中の尿酸が増えたり、痛風発作(関節痛)を起こしてしまうことがあります。
もともと痛風のある人や、尿酸値の高めの人は注意が必要です。