Streptomycin

ストレプトマイシン



1944年米国のワックスマン(Waksman)らが抽出した抗生物質のひとつで、化学式はC21H29O12N7。

結核の治療に用いられた最初の抗生物質である。
ストレプトマイシンはタンパク質合成を阻害することによりバクテリアの成長や代謝を停止させる。

人にはダメージが少なくバクテリアのみに効果を与えることができる。
ただし、投与量によっては副作用が出る。
なお、ストレプトマイシンは消化管からの吸収がよくないため経口では投与できず、
筋肉注射を行わなければならない。