2009年の6月頃から9月まで雨期のおくれのために深刻な水不足いました。 インドは国土のほぼ半分が農地で、そのうち6割を雨水に依存している。 農業はインドのGDPの約2割を占め、農作物の不作はGDPを2%下げるといわれています。 雨不足は、インド経済に大きく影響を与えます。
インドで古代から続く「クンブメーラ」(沐浴儀式)。 ヒンズー教徒が罪を清めるためガンジス河に集まる世界的宗教行事なのですが、近年になって問題視されるようになってきました。 この沐浴儀式、周辺地域の工業化や生活排水などによるの汚染で、巡礼者が危険にさらされています。 汚染の進行具合は深刻で、コレラなどの水を媒介にする伝染病にかかりやすい状態となっている。 汚染の最大の原因は、工業化や生活排水。 河での洗濯やゴミ捨ては、日常茶飯事に行われています。 処理しきれなかった遺体が浮いていることもあります。 巡礼者は、「水は汚くても聖なる川の水なのだから、不潔だとは言えない」と言っているそうです。