この国では、エッフェル塔など、文化的なイメージがありますが、工業国でもあります。
自動車や工場などから、悪性物質が多く排出され、酸性雨などの問題が広がりました。

その対策として、1997年から、自動車による公害(排ガス、騒音、渋滞等)を緩和して車以外の交通機関の利用を促進するために、ノーカーデーが行われています。
ノーカーデーでは、規制の実施対象地区でタクシーや救急車などをのぞいて原則車の使用を禁止し、そのかわり自転車などの貸出が行われました。
2000年に行われたノーカーデーの場合、ラ・ロッシェルの交通規制地区では、COとNOxが、30〜50％減り、又、騒音も60％減った、と報告されています。