世界地図 > オセアニア > モルティブ
モルティブ

海面上昇

リゾート地としても有名なモルディブ、とても海がきれいでスキューバダイビングなどを楽しむ観光客でにぎわっています。
そんなきれいな海ではマグロ漁が盛んです。
いまこの漁にある変化が起こり始めているのです。
いったい何があったかというと、温暖化により海水温が上昇することでサンゴ礁の数が減りマグロのえさが取れなくなってしまい、漁師たちに多大な打撃を与えてしまっているのです。
マグロがたくさんいても、捕るためのエサがなくては漁師たちにもお手上げです。
また被害は漁だけではありません。
もともとこのモルディブの80%の地域は海抜が1mしかなく、海面上昇の被害も受けてしまうのです。
普段は、サンゴ礁が波を弱めて、侵食を抑えているのですが・・・。
そうなればここに住んでいる36万人が100年後には住むところを無くしてしまうでしょう。

コラム

国はこのことを重要視していて、このことを世界中の人に知ってもらおうととても奇抜な方法で会議を行ったのです。
なんとそれは海中で会議をすること。この「海中会議」で大統領を含めた官僚はスキューバダイビングをしながら30分の会議をしたそうです。
何人かの官僚はスキューバダイビングをしたことがなかったので2ヶ月もの訓練をしたそうです。

戻る