この国では水紛争が起こりました。しかし国同士の水をめぐる争いではありません。 この国では、1967年に世界銀行の主導によって、公共水道が民営化されました。 世界銀行はこの民営化を義務づける代わりに、ボリビアに対する資金援助を約束しました。 しかし実際は逆に、水道料金が大幅に値上げされてしまったのです。 結果、市民は怒って抗議を起こし、なんとか公共水道を取り返しました。 これをコチャバンバ水紛争と言います。