*・・ 高温型水晶 ・・*
高温型水晶は、 珪酸分 に富んだ マグマ (650〜1300℃)の中で形成される水晶です。
この水晶は マグマ中で形成 する場合が多いので、両端が尖っていて、 そろばん玉のような本来の
結晶形 に成長します。
低温型水晶の場合、高温型水晶の形に対し、どちらか片方の端のみが尖っていることが多く、
柱が長いのが特徴です。
高温型水晶と低温型水晶の 化学組成 は同じですが、 結晶構造 が異なっていて、この様な関係を
多形 といいます。
水晶の外形は結晶が誕生したときの温度によって決まりますが、結晶構造は温度によって変化
します。
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