２つの水晶の結晶が ひとつの結晶面 を 共有 し、約85度 (84°34°) の角度で接合している水晶の
双晶 です。

接合部には 細かなヒビ や 液体包有物 が存在しています。

外観より Ｖ字型・ハート型・軍配型の ３パターンに分類できます。

日本式双晶を形成している結晶には ３つの特徴 が知られているそうです。

　（１）双晶となる結晶は単結晶のものよりも大きく成長する。

　（２）色彩は無色透明なものがほとんどだが、 紫水晶 のものが数カ所で産出する。

　（３）結晶の形は板状で、六角柱状の結晶よるものは希。

名称は 明治時代 の日本で多く産出したことに由来し、 ドイツ の ゴールドシュミットが命名した
そうです。

日本では 夫婦水晶 とも呼ばれていました。


「様々な形」部門へもどる