グリフィスの実験



彼は、肺炎双球菌を用いて、次のような実験を行った。肺炎双球菌は肺炎を引き起こす最近で、病原性のもの(S型菌)のほかに非病原性の突然変異(R型菌)がある。

(注) 細菌を寒天培地で培養したときに1つの細胞から分裂して増殖した細胞集団をコロニーというが、肺炎双球菌のS型菌とR型菌の名称は、このコロニーの形に由来する。
S型菌のコロニーの表面は滑らか( s mooth )であるが、R型菌のコロニーの表面は粗い( r ough )。また、S型菌の外側にはさや(莢膜)があるが、R型菌はさや(莢膜)を持たない。




R型菌がS型菌の遺伝形質を獲得!!
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