【実験】食品に含まれるビタミンCの検出 まず、市販のうがい液を20倍にうすめます。 次に、市販のビタミンCの錠剤を水に溶かします。 さて、さきほどのうがい液にビタミンC溶液を加えたらどうなるでしょうか? どうして溶液の色が無色透明になったのでしょうか? <原理> うがい液に含まれるヨウ素(褐色)はビタミンCと反応すると無色のヨウ化物イオンになります。 これを利用して、さまざまな食品に含まれるビタミンCの量を確認することが出来ます。 さて、次の食品の中でビタミンCを多く含むものはどれでしょうか?まず、予想してください。 みかん、りんご、にんじん、大根、じゃがいも、お茶、 では、さっそく調べてみましょう。 それぞれおろし金ですりおろし、ふきんで絞り、汁を取ります。 その汁を、うがい液に加えてみましょう。 結果を見てみましょう。 うがい液5mlに試料を100滴ずつ加えた結果です。 その食品自体の色もあるので少しわかりにくい部分もあるかもしれません。 みかんやりんごはだいたい予想通りですが、大根やじゃがいも、お茶にもビタミンCが含まれていました。 食品成分表で調べてみると、食品100gあたりの含有量は次のようになっています。 100gあたりの食品含有量 項目 含有量 みかん 32mg りんご 4mg にんじん 2mg 大根 11mg じゃがいも 21mg お茶 6mg