世界と日本の税金

私たちは日本と世界の税金の違いも調べてみました。
これから日本はどんどん少子高齢化がすすんでゆき、働く人の割合が少なくなっていく中で、
日本はこの税金の問題に対してどのように立ち向かっていくのでしょうか?

大きな政府
公的サービスの水準は高くなりますが、その分国民の負担も高くなります。
小さな政府
公的サービスの水準は低くなりますが、その分国民の負担も小さくなります。



大きな政府の場合
スウェーデンの場合

スウェーデンは多くの税金を国に払う代わりに以下のサービスを受けることができます。、

1,高齢者福祉 
(高齢者特別住宅、在宅ケアなど)

2,育児政策 
(育児休業、児童手当、保育サービスなど)

3,経済政策 
(年金制度など)
 年金とは、毎年定期的に給付されるお金のことです。

これらの公共サービスが充実しています。


小さな政府の場合

アメリカの場合

アメリカは少しの税金を払うだけで済む代わりに、公的な医療保険制度では十分に保証されていないため、
国民各自が民間の医療保険に加入する必要があります。


日本の場合

しかし日本はそこそこ公的サービスの水準が高い割には、国民の税金の負担が少ないいわゆる、
中福祉・低負担で大きな政府なのか、小さな政府なのかがはっきりしていない国だといえます。



世界別
税金高さ総合ランキング(2017版)

1位:アルバ 
6位:オーストリア 
2位:スウェーデン
 7位:日本
 3位:デンマーク
 8位:イギリス
 4位:オランダ
 9位:フィンランド
 5位:ベルギー
 10位:アイルランド

となり、日本は7位という結果になりました.


年収  195万円以下  195万円~330万円以下  330万円~695万円以下 695万円~900万円以下
所得税 5% 10% 20% 23%
年収 900万円~1,800万円以下 1,800万円~4,000万円以下 4,000万円~  
所得税  33%  40% 45% 


このように日本はもらった年収によって所得税が変わります。
しかし、住民税や消費税など、所得税以外にもたくさんの
所得税を引いたお金から取られる税金があるため、
それらも考えると、日本は7番目に税金が高くなることがわかります。




そして一番税金が高いアルバ。
アルバとは西インド諸島にある国です。
なんとアルバの税率58.95%と税金が高いんです!
なぜ税金がこんなにも高くて経済が成り立っているかというと、
国民がお金持ちばかりだからです。

このように税金が高いからといって国民が苦しいかというとそうでもないことが分かりました。