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様々な取り組みをしています。
皆さんも考えてみてもわかるかもしれませんが、猫は繁殖力がとても強いです。
Wynne-Edwards(1962)によると「自由に交配できる環境で暮らすメス猫は、10年間で50~150匹の子猫を出産する」という結果が出ており
Bloomberg(1996)では「一世代ごとに8匹の子猫が生まれたとすると、初めは1匹だったのが7年後には174,760匹にまで増える」とのことならば、不妊手術することで救えます。
それを施している取り組みを紹介します。
「地域猫」とは、餌や水、簡易のねぐらをもち不妊した猫のことで,この活動は住民らが共同で世話をし、将来的には飼い主のいない猫を減らすことを目指した取り組みである。
目的としては飼い主のいない猫(野良猫)を減らすことです。
野良猫を放置するのではなく、猫が苦手な人にも許容してもらい、将来的・未来的に減らすという考えです。
野良猫が増える原因は二つあるといわれています。
一つ目は、猫を捨てる人がいること。
「動物の愛護及び管理に関する法律」では、猫に限らず、ペットを飼い始めた人は、「終生飼養」することが努力義務といわれ、ペットを捨てたとすると、100万円以下の罰金と定められ、動物の遺棄は犯罪です。
二つ目は、野良猫どうしが繁殖し、子猫が生まれてしまうことです。
それらの原因を地域猫活動はこのような活動をしています。
というのが地域猫活動の主な活動です。
野良猫の数が減れば被害も減り、今まで猫が苦手だった人も一代だけ・・・となることもあるそうです。この活動は、推進する人たちが中心となり行政への相談、困っている人たちの理解と協力をすることで、安全で安心のできる地域ができることを願います。
地域猫活動は将来的な面を考えた活動です。なので、今からしたとしても中々実感がないと思います。なので地道な努力が大事です。