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なぜ殺処分が始まったのか?
その原因は日本で狂犬病が流行したからである。
狂犬病は致死率99.9%というとても危険な感染病である。
狂犬病が日本に入ってきたのは江戸時代といわれている。
そこから何年かに一度流行し,治まりを繰り返し、現在の
感染例は海外からの帰国者である。
時の日本政府は対策を迫られ、1922年に家畜傳染病豫防法を制定する。
この法律の内容は、徘徊している野犬を捕まえ、3日以内に飼い主からの申し出がなければ殺処分できるというものである。
これが現在まで続く日本での帰国者で、日本国内での感染は確認されていない。
殺処分の始まりである。