アメリカでも動物虐待が大きな問題になっています。動物の飼いすぎや虐待のほかに動物を戦わせるということも問題になっているようです。それを防ぐためにアメリカでは国や団体が動いています。その一部を紹介します。  アメリカの動物虐待に対する罪は日本と比べてとても重いです。懲役15年がくだることも少なくありません。アメリカでは具体的にどのような法律の規定があるのでしょうか。それを紹介します。 ・動物販売許可が出た人以外の動物の売買禁止 これは日本にある法律ととてもよく似ている内容になります。盗まれた動物も販売禁止になっています。  ・動物の戦いの禁止 これは日本ではあまり行われていないことですがアメリカでは問題になっています。さまざまな団体がこの問題に取り組んでいる状態です。懲役3年または250000ドルの罰金という重い罪にあたります。   ・動物が苦しんでいる場合の動物の車での輸送禁止 アメリカでは苦しんでいる動物の輸送だけでも動物虐待になります。このようにアメリカの法律も日本の法律のように具体的な定義があります。  ・補助犬の妨害禁止 障がい者のための補助犬のことについても記載されています。これも動物の虐待になり、警察の取締りの対象になります。  比較的日本の法律と似ているところが多いです。ほかにはアメリカ独自の問題についての法律もあります。  国のほかに団体も動物虐待防止の活動をしています。その中でも大きな活動をしている団体のひとつにアメリカ動物虐待防止協会（ASPCA）があります。この団体は地方公共団体とも協力して活動も行っています。虐待防止活動のほかにも動物保護活動などもしています。動物について大きな貢献をしている団体のひとつです。     地方公共団体の依頼がきたら、調査や、医学面での情報の収集、動物の救助や輸送、動物の保護と治療のための仮の施設の設置などをしています。施設が見つかったら、地元の保護施設に配置しています。この活動により国の法的サービスの提供に貢献しています。 さまざまな機関と協力して、科学捜査チームを結成し医学面で虐待を調査します。結果の情報を収集して虐待が行われていたかなどを調べます。      動物の避難所でもあります。ここでは保護された動物の譲渡や避妊去勢手術、予防接種を行っています。大規模な施設なので犬猫の数も多くたくさんの種類や性別の猫がいます。そのため飼い主に合った動物を見つけやすくなっています。    この動物病院は保護した動物や譲渡予定の動物、一般家庭の動物などさまざまな動物が利用できます。そしてよりサービスを受けやすいように料金は手軽な価格です。獣医師は常勤のプロの医師が勤めています。      これは家のないペットや数が多すぎて手に負えなくなった保健所などの動物を別の施設に移動する活動です。そのことによって保健所に資源の不足や過密を防ぎ、無駄な安楽死を減少させることが出来ます。   これは動物虐待を受けた動物が人への恐怖をなくすための活動です。さまざまな施設を使いトレーナーが計画を立てて犬にリハビリをします。そうすることによってペットとしての譲渡が難しかった動物も一般に受け入れてもらうことがで来るようになります。   さまざまな地方公共団体と協力して公共政策を行っています。法律の制定や制度の確立などの大きなことから、馬の保護などの基本的なこともやっています。   ペットとして家庭に飼ってもらうための支援を行っています。ペットに重要なサービス、医療、物資も提供しています。そのほかにも獣医師とのコミュニケーションを図ったりもしています。 ここに書いたこと以外にもこの団体はさまざまなことを行い社会貢献をしています。