取り組みの主体…下関市
施設名(自治体名)…下関市
連携した団体等…下関市教育委員会
命の大切さを考えてもらうために、下関市は平成22年度から市内の小学生、中学生や大人を対象とした「いのちの教室」を実施しています。小学生向けの「いのちの教室」においては、命とは何かを考え、動物との共生や他者とのあり方をつけ、さらには、ことのできる機会をあたえています。教育委員会と連携して児童に対して命とは何かを考え、動物との共生や他者とのあり方など生きる力を育むことのできる機会をあたえています。 |
動物愛護管理センターの獣医師達が小学校などで、スライドやフリップ、副読本などを使って、授業を行います。小学校低学年をが対象の教室では、人間と動物との関係や、動物にもやなどの感情があることを、イラストを多く取り入れたスライドを使って説明をします。他にも、ウサギなど学校で飼われている動物などの心音を聞いてみたり、動物の触り方や触れ方について学んだりしてもらっています。 |
低学年用のシナリオの作成は、奈良県の が協力しています。指導や助言を高学年が対象の教室では、このことの他に犬や猫の引き取りや殺処分の現状についても触れ動物の飼い主になることには責任がいることを学んでもらっています。また、児童だけでなく保護者の方にも命について考えていただくきっかけとなって欲しいという思いから平成24年度には小学校の授業参観の日に「いのちの教室」を開催しました。 |
さらに平成25年度には、絵本『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』の原案者の「坂本義喜さん」、平成26年度は『命の教室 動物管理センターからのメッセージ』の原案者の「坂本尚志さん」などの講師を招き主に小学生のほかにも、保護者など大人の方も聴講できる講演会を開催することで広く市民の方に命の大切さについての啓発を行いました。 |
合計で、
人もの方々に受講してもらいました。児童に対するアンケートの結果から命について考えてもらうきっかけとなっているものと考えております。
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