煎餅

パリパリと歯ごたえがたまらないおせんべい。
もちろん、お米などが主な原料なので、おなかから幸せな気持ちにさせてくれる和菓子の代表です。
ここでは、4種類を紹介します。


★煎餅   ★海老煎餅   ★八ツ橋   ★あられ

煎餅 
 
「いらすとや」より引用
 小麦粉、砂糖、卵などから作るものとうるち米を蒸してこね、型抜きして焼いたものの二つがあります。煎餅のはじまりは中国といわれてました。小麦粉を練り上げた今でいう海老煎餅などが次第にお米に代わりました。今のお米を焼いた煎餅は江戸へ向かう途中のお団子屋さんで当時はお米を日持ちさせる技術がなかったため残っただんごを平たくつぶしてやいて出したところ大変評判が良かったことからいまの煎餅になったと言われています。



 海老を米粉や小麦粉にまぜて、油で揚げたり焼いた煎餅です。江戸時代1666年に知多半島の漁師たちが浜辺で焼いた海老のすり身を海老煎餅として食べていたことが始まりだったと言われています。一口食べると海老の香りと塩のしょっぱさがまざりあってとても食べやすいです。




海老煎餅
 
「いらすとや」より引用
 八ツ橋
「いらすとや」より引用
 京都の名物の和菓子。肉桂(シナモン)がきいた独特の香りです。生の八ツ橋もあります。さまざまな説がありますが現在有力な説は1689年に開発されたといわれています。現在ではいちご味、抹茶味、チョコ味など豊富なバリエーションがある。八つ橋はカリカリとした固めのお菓子です。




 餅米を蒸してつき、固まってから切り分け乾燥させ、焙焼して、味をつけた後に焙炉で乾燥させます。本来は餅を小さく切って炒りつけたものです。柿の種もあられの一種です。おかきとも呼ばれています。 このあられの色合いにはそれぞれ意味があり、
赤…桜の花で春をあらわす。
緑 …新緑で夏をあらわす。
黄 …紅葉で秋をあらわす。
白 …雪で冬をあらわす。
この四色は日本の四季を表していることになります。



あられ

「いらすとや」より引用 

一口におせんべいと言ってもいろいろな作り方があるようですね。
すてきな食感をお楽しみください。