柏の葉スマートシティ

柏の葉スマートシティ

柏の葉スマートシティは公(千葉県、柏市、NPO団体)、民(企業、市民)、学(東京大学、千葉大学)の連携により、課題解決を加速する全ての人にオープンなプラットフォーム作りを始めている。
2015年1月には、日本経済新聞主催の「2014年日経優秀製品・サービス賞」において、「最優秀賞日本経済新聞賞」を受賞。同賞は日本経済新聞社が独自に選定した新製品・新サービスについて、審査委員会で35点前後の受賞製品・サービスを決定し、年1回表彰するもの。
また、2017年3月には、MIPIMが表彰する、 b「The MIPIM Awards 2017」の「Future Mega Project」(将来的な大規模開発プロジェクト)部門で最優秀賞を受賞。MIPIMアワードは、世界の不動産業界におけるもっとも権威のある賞の一つで、 毎年さまざまなカテゴリーの中から革新性や偉業を成し遂げた優れたプロジェクトが表彰される。
柏の葉スマートシティが目指すのは、「環境共生都市」、「健康長寿都市」、「新産業創造都市」である。



環境共生都市

 柏の葉スマートシティでは、電力会社から電力を受け取っており、さらに、敷地内で太陽光発電を行い、蓄電池に充電をしています。さらに、柏の葉スマートセンターにおいて、地域内のエネルギー運用を行っている。
 スマートセンターでは、エリア内の施設の電力を融通しています。たとえば、ららぽーとが閉まっている深夜では住民が生活しているマンションに電力を送り、代わりに、住民がおらず、ららぽーとが開店し始めた際には電力をららぽーとへと送信するシステムが構築されています。
また、災害時には、スマートセンターから蓄電池にある電力を分配します。住民の住むマンションのエレベーターのみが動く用に電力を分配します。

健康長寿都市

 あるく・しゃべる・たべるを通じた地域の健康づくり拠点「まちの健康研究所[あ・し・た]」の運営がされています。また、歩くことが楽しくなる町の実現に向け「をーかぶるbデザイン」を策定。歩くことの普及と歩行環境の整備・改善を推進しています。

新産業創造都市

 ショップ&オフィス棟の4階から6階には「KOIL」があります。「KOIL」は、コワーキング、ミーティング、試作、交流など、様々なビジネスや物作りを行うことができる施設です。ここでは、デジタル工作を行えるスペースや、スタジオ、コワーキングスペースなどが3フロアに渡って用意されています。


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