都市構想
ニューヨーク市では、Miguel Gamino CTOを中心にスマートシティへの取組を進めています。スマートシティは市民にいかにサービスを提供するかという観点から捉え、一つ一つのスマートシティの要素を統合し、市民の生活におけるユーザーエクスペリエンスを向上させることが今後課題となると考えています。そのためにはデータ交換と相互運用性の向上が重要である。今後はサービスの統合が課題になるとみています。
また、市内では、公衆電話をWi-fiのスポット、Linkに変更するという、LinkNYCというプロジェクトも開始しています。都市部のLinkは、無料Wi-fiを提供するだけでなく、大型スクリーンを通して、周辺の情報や、携帯電話の充電等ができる。住宅街には、スクリーンのないものが設置される見込みです。
さらに、2019年4月22日、ニューヨーク市デブラシオ市長は、地球温暖化対策計画、NYC グリーンニューディールを発表しました。計画では、2030 年までに温室効果ガス排出量の30%近い削減を目指し、140 億ドルの投資と市の法制度整備を行うということです。