食料自給率を上げるために
 



食料自給率を上げるために今、行われていること 
  政府や農業団体、消費者団体などが協力して様々な取り組みを推進しています。具体的には、地産地消の推進、農産物の安全性の向上、農地の有効的な利用などがあります。農家の方々も、私たちが安心して日本の食べ物を食べれるように工夫されています。
 
 また、農業を農家にかわって行っている企業もあります。最近はその企業が農業を行っている田んぼも増えてきていると、JAの方はおっしゃっていました。
そして、フードロスなどを削減しようとしているサービスや団体もあります。

  現在では多くの人々が食料自給率を増加させることに貢献しています。
 




 食料自給率を上げるために、私たちができること


 ① 自分の住んでいる地域、国でとれたものを食べる‼  
 ② お米のご飯を主食として、 バランスの良い食事をする‼
 ③ 食事を残さず食べる‼  
 ④ 国産の物に興味を持って調べたり、発信したりする‼
 
①は自分の住んでいる地域、国のものを食べることで地域の農家、農業を応援することができます。そして、農家さんの収入が上がり、農業の拡大や農家さんの増加が期待されます。
 日本でとれたお米を国民全員が1口食べることでお米の食料自給率が1%上がります。

 (1)このように、少しでも食べることで食料自給率の増加に貢献できます。

 
(1) https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h18_h/trend/1/t1_t_01.html  消費面からみた供給熱量ベースの食料自給率への影響より
  自給率が1%向上する消費の例 農林水産省より
 

日本型食生活

 日本では、栄養バランスに優れた食生活が行われていました。お米をご飯の主食として、魚などのおかずを主菜、お味噌汁などの汁物を副菜にして、もう一品漬物や煮物などがついた食事です。汁物には取りにくい栄養素が入っている野菜などを入れるとより栄養バランスが良くなります。

 この食生活は食料自給率の問題と直結しています。なぜかというとこの
日本型食生活は日本でとれるものがもととなって作られているからです。この食生活は世界からも注目されていて、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
    (https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/)

 日本型食生活をいまの食生活にも取り入れていくと食料自給率は上がっていくと思います。

 国産のものを食べる!ために… 
(私たちの考え)
  日本型食生活を取り入れる
 
 これを行うことによって、バランスの良い食事をとることができて、食料自給率も同時に挙げることができます。(上記)


  家族と一緒に家でご飯を食べる。できるだけ自炊をする。
 
 これは、家で食事することによって意識して国産のものを食べることができるということです。外食やお弁当などでは値段を下げるために外国産のものを使っているときがあります。だから、自分たちで食事を作ることで国産のものを食べることができます。


  できるだけ国産のものを買う
 
  ②をしてもそれが国産のものでなければ意味がありません。なので、国産のものを買って調理して、楽しく食事をすることが大切です。

 ④  地域の名産品を知る、伝える
 
 自分たちの住んでいる地域で作られているものや、有名なものを知って伝えることで、地域の農業を応援することができます。消費の拡大を推進することができます。